wpid-dsc_1227.jpgタイトルの件についてinstagramで聞かれたので、僕なりの考えを書きたいと思います。

あくまで僕なりの考えなので、参考程度で判断して貰えればと思います。

子供さんの年齢や、住んでる地域の状況にもよって変わるのですが、

  • 実店舗でちゃんとしたコンプリートデッキを買う
  • 安価なものを通販で買う

というケースが多いと思います。

スクールを開催しているショップが近くにあるならそこで選ぶのがお勧め

サッカーや野球チームに入るみたいな感じで子供を定期的にスクールに通わせようと思っていて、なお且つ近くにそういった事を運営しているショップやスケートパークがあるのであれば、直接そこで相談して購入した方が良いと思います。

そもそもスケートに向くかどうか様子を見れる

親として一番気になるのが「スケボーを与えて子供が本当に乗るかどうか」。

せっかく高いデッキを買い与えても乗らなければお金の無駄になってしまいます。

スケートパーク併設のショップの場合、レンタルでスクールに参加出来るようなショップもあるので、もしそういった場所が近くにあるのであれば、まずはレンタルでスクールに参加してみて、子供が続きそうかどうか様子を見てみるのがお勧めです。

僕が行ってるスケートパーク「DOG BOWL NAGOYA」さんはそういう店舗なのですが、スクールではほとんどの子供が楽しく取り組む一方で、「怖い、出来ない」という事でスクールに来なくなる子供もたまにいます。

レンタルがあるスクールなら、参加してみて続きそうだったら、その店でショップのスタッフさんにアドバイスを貰って身体に合うものを買えば良いと思います。

たぶん初心者用なら、1万5千円程度の完成品のデッキを薦めてくれるか、それくらいの価格帯で組んでくれると思います。

スクールやパークが近くにあれば続く可能性も高くて、上達も早いので、最初から高いデッキを買ってもたぶん大丈夫ではないかなと思います。

買ってからのサポートがある

一人で滑っているだけの場合、なかなかモチベーションを保つのが難しいです。小さい子供なら尚更。

できればスクールに参加させた方が良いと思うので、スクールをやっているショップで買えばいろいろサポートしてくれると思います。

スケートパークとショップを両方やっている所があればベストですが、ショップだけの場合はスクールをやっているかどうかなどはホームページなどでチェックしましょう。

例えば大手量販店ではムラサキスポーツさんがちょくちょくスクールなどのイベントを開催しているので、ムラサキスポーツさんで買うと、スクール開催の時に案内をくれたりします。

※スクールの開催頻度は店舗によって違います。ムラサキスポーツさんと言えど全然スクール開催してない店舗もあると思うので、開催状況などはムラサキスポーツさんのホームページなどを確認してください。

安価なものを通販で買う

上記のような店が近くには存在しない場合、または根本的に最初はそんなにお金をかけたくない場合は安価なデッキを通販で買う事になるかなと思います。

だってさ、1本1万5千円だとすると兄弟二人分買うとデッキだけで3万かかるわけですよ!
他にもプロテクターやヘルメットも必要だし。ちゃんと乗るかどうかもわからないのにそんな投資は...

って事で、ウチの じょにー&じょに次郎兄弟はamazonで買った安価なコンプリートデッキ(完成品)でスタートしてます。

じょにーの場合は5歳からスケートボードをはじめて9ヶ月くらいで買い換えましたが、3歳ではじめたじょに次郎は1年以上このデッキで練習していました。

個人的な感覚ですが、1週間で2時間以上練習するなら、上達が早く半年程度で買い換えないといけなくなるので、最初からもっとちゃんとしたデッキを買っておいた方が良いです。

このデッキの悪い所

  • 幅が広めでデッキも重いので、オーリー(ジャンプ)やフリースタイルのトリックには不向きだと思います。小学校3年生以上程度で、普通に乗るくらいすぐに出来て、すぐにオーリーや他のトリックの練習をはじめそうな運動神経のいい子供の場合は、もっとデッキが細くて軽いものを選んだ方が良いです。
  • ウィール(タイヤ)も中途半端に柔らかい為か滑りが悪いです。路面の硬いパークでも路面の荒れたアスファルトでも両方進みが悪いというなんとも微妙なウィールです。慣れたら、路面のきれいな所主体で滑るなら硬さ99程度の物に替えた方が良いでしょう。
    ただし、これも「滑らない」と書くと悪い印象になってしまいますが、滑りすぎると怖くて危ないので、一番最初に乗る分にはこれくらいでも良いのかなと思います
  • 個体差かもしれませんが、トラック(金具)の中央の一番太いボルトがトラックからはみ出ています。これがはみ出てるとミニランプで本格的に滑る時にはひっかかるので、ミニランプでドロップイン・インターフェイキー・テールロックまでは良いですが、その次のアクセルストールあたりからはちゃんとしたデッキ(あるいはトラックだけ)買い替えが必要になります。
  • 幅が広いために、プッシュ(片足で漕ぐ)する時に足をより開かないといけないので、足が短い幼児にとってはちょっとやりにくいかもしれません。

全てのパーツは消耗品。買い換える事でモチベーションを維持。

スケボーってデッキやウィールはもちろん、トラック(金具)も全て消耗品です。最初に高価なコンプリートを買うと、確かに品質に不足は無いですが、不足が無いが故に当面買い換える必要がありません。

モノが変わらないと飽きやすいのが子供・・・。

最初安いの買って、定期的に「タイヤ替えてやったぞ!どや!かっこええやろ!」とやってやるとヤル気が出たり・・・する事もあるかなと・・・。

本格的にやるなら1万5千円程度の完成品のデッキがお勧め

本当はショップの人に相談して買った方が身体や用途にあったものを薦めてくれると思いますが、専門店が近くにないとかとなると...小学校低学年なら7.3インチくらい。
じょにーが今使ってるのはANTIHEROの7.3インチのコンプリート。じょに次郎はREALの7.3インチのコンプリート。

ANTIHERO デッキ
他はスケートパークに来てる子だとenjoiやALMOSTのデッキをよく見かけます。

とりあえずじょにーとじょに次郎が使っているANTIHEROとREALに関してはトラックは同じ。ウィールやデッキも見た感じブランド(デザイン)違いなだけで作ってる工場とかは同じではないかなと思います。

通販でいきなり高いの買うと「どうしたいのか?」が見えにくい

初めて乗る場合って、そのデッキが基準なので、実際しばらく乗らないと良し悪しってわからないと思います。

結局自分にあったスタイルにパーツを買い換えていく事になるので、最初から高いの買うと交換するの勿体ないじゃないですか。安いのだったら、「もう少しブッシュ固くしたいなー」とか、「他の人のデッキ乗ってみたらそのウィールが良かったから同じウィールにしたいなー」とか感じた時に交換して、自分好みに近づけやすいかなと思ったりします。

デッキ選びで何が違うか

一番違いがわかりやすいのがデッキのサイズ・重さです。幼児なのに長いデッキでは足を開き過ぎた状態で乗るか、デッキがだいぶ余った状態で乗る事になるので、幼児〜小学校低学年なら長さが28インチくらいが良いと思うし、脚力が弱いので、本当はやはり軽いデッキを使った方がいい。

なので、5歳のじょにーは9ヶ月くらい乗ってドロップインやインターフェイキー、テールタップが出来るようになって、次はアクセルストールかなという段階でちゃんとしたデッキに買い換えました。

まぁ・・・でも・・・何とかなりますよ!

まずは初めてみましょう!

この記事を書いた人

ヒデ
ヒデスケート歴約4年
40歳からスケートをはじめた中年スケーターの イシカワ ヒデカズ です。子供と一緒にスケボーしてます。
長男:じょにー(9歳 / 引退済)
次男:じょに次郎(7歳 / 引退済)

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