じょにー兄弟の練習拠点 Hi-5 で開催された TRIFORCE CUP Vol.4 Mini Ramp Contest に じょにーさんはビギナークラス、じょに次郎は未就学児のパピークラスで参戦してきました。
迷った参戦
迷ったじょにーさんのエントリー
昨年までは僕もじょにー兄弟をコンテストに出したいと前向きだったのですが、今回は僕個人としては実はあまり気が進みませんでした。
最近のじょにーさんは練習前向きだし、ゆっくりながらもちゃんと上達してきて、スケートが楽しいと思ってくれる頻度が増えてきてるんですよ。とは言え、技数も基本中の基本トリックしかなく、本来コンテストに出すには力量不足なんですよね。
本人が「でるー。」って言うから申し込んだけど、コンテストに出てくる子とのレベルの差を知らないから、自分が一番下手だという現実を見て凹むんじゃないかなと。
本人にしては頑張って練習してるのに、後から初めた子にも次々に抜かれて圧倒的に差がついた事を順位や点数で見てしまうと、せっかく楽しくなってきて前向きになったのに、それが萎んでしまうのではないかなという事を恐れたのです。
じょにーの性格からして多分惨敗しても練習ペースは上がらない事を想定すると、惨敗して練習ペースが下がる確率を作るくらいなら、出さずに楽しいまま伸ばした方がいいんじゃないかなと。
まぁでも本人が出ると言ったものを親が勝手に却下するのは良くないし、現実とも向き合っていかないとしょうがないよねとも思いまして心配しながら見守っておりました。
迷ったじょに次郎のエントリー
じょに次郎は〜・・・素質はあると思うけど本人が練習せず...。
夏まではそこそこいいペースだったのに、秋から急速に練習頻度が落ちて、大会前だというのに練習せずで...次郎は順当に練習していれば今年はそこそこ上位が狙えたはずだったのに、練習サボった結果としてスコボコに負けるだろう悔しさが予想出来たので出したくなかった。
まぁこのへんは後日別途書きますけどやる気を出せなかった指導力の問題で残念無念です。
とは言えこちらも本人が出ると言うのに親が却下するのも教育上よくないので畏れ多いと思いつつもエントリーさせていただきました。
大会1週間前の土壇場で出来なくなってたブラントフェイキーが帰ってきて、翌日出来なくなって、そして前日ギリギリ帰ってきて、本番どうなる事やらという感じでした。
大会の練習システムの変更
当日の朝、早めに行って少しでも練習したり場の空気に慣れさせようとしたのですが、今年は練習が本番の出走直前5分間のみ本番の出走順で公開練習というシステムに変更されてました。練習時間は極めて少なくなりますが、これはとても良かったと思います。
と、言うのは、大会ってかなり殺伐とした空気になったりします。
昨年の練習時間ではそういった制限はなかったので、設けられた練習時間にぶわーっとみんなランプのプラットフォームに待機してて、滑走中の子がミスったら順番関係なしに我先にと複数人早いもん勝ちでドロップして、同時にドロップした子同士がお互い譲らずでランプ内で激突したりという事がありました。
昨年9月に NARA SNOWBOARD CLUB で開催されてた大会では、ランプの外で順番に並ぶようにスタッフの人が指示していましたが、スタッフの人がいない時には、その順番に並ばずにプラットフォーム内に入ってきて滑る子などもいて、なかなか順番を公平にするのは難しいなと思っていました。
もし今回も早いもん勝ちの状態だと、昨年経験済みのじょに次郎はともかく、他の子と比べてドロップインのスキルの低いじょにーさんは全然練習が出来ないんじゃないか、入る事すら出来なくて本番前に凹むんじゃないかと心配していましたが、その心配は不要になったので親としては安心して見ていられたのがとても良かったです。
じょにー選手がんばった
そんな心配なじょにーさんでしたが本番...
滑走に入る前に...
じょに次郎...おまえ...
今からじょにーが滑るのに...
ゲームやってんじゃねぇ!(#゚Д゚) ゴルァ!!
弟の声援もなく本番スタート。
うん、上出来だったのではないでしょうか。
僕としては本当は80cmのランプで出来ていたフロントストールを大会までに100cmでも出来るようにして、「アクセルストール」「キャブロック」「ガムチョップ」「フロントストール」で挑みたかったけど、残念ながらフロントストールが80cmでも出来なくなってしまったので...。
そんな感じで持ち技が少ないので、僕だったら「僕だけ技少なすぎて恥かしいからやだ!」って言って逃走しそうな所を、じょにーさんは淡々と頑張ってました。
じょに次郎選手も実力通りの滑走
じょに次郎は大会に出るにしては明らかに練習不足だったけれど...
最後に決まったブラントのノーズハンドアウトは少し馴れると全然失敗しなくなるトリックだから、大会までにそのラインまでは完全に戻して挑みたかったけど、前日ようやく再び出来るようになって、メイク率3割程度でしかなかったけど、本番1本目の滑走で決まって次郎も嬉しそうでした。
あとは本当はフェイキー90フロントストールの所が、フロントをコーピングにかけるの失敗したけどなんとか転ばずに持ちこたえて、結果として今までやった事ないフェイキースミスストールになったので...結果オーライですな(・w・;
練習不足の割によく出来たほうではないかな。
昨年のTRIFORCE CUP、9月のNARAの大会、今回と、本番でメイクしたトリックは増えているので、そこは良かったと思います。
悔しい結果
納得いかないじょに次郎
じょに次郎さんのリザルトは11人中9位。自己評価より順位が低かったみたいで次郎さんとしては不機嫌気味でした。
多分自慢のブラントが決まったのに早く呼ばれた(順位が低かった)のが納得がいっていなかったようです。
でもねぇ...実際ミスって時間もロスしてたし、各トリックの完成度(安定度)・メイクした技数からしても仕方ない順位だったのではないかと。
せめて2週間前の時点からでもしっかり練習してたら元々出来てるフロントストールなど2つくらい...せめて一つはルーティーンに入れられてたから、それが出来てれば、点数の差からして順当に2つくらい順位は上がったと思うのよ。
だから本当に自業自得で勿体ない結果でした。
じょにーの涙
じょにーさんは今回の大会に向けて今までの練習ペース以上に頑張った。
もちろん勝ちに来てる他の子に比べると圧倒的に練習量は足りないです。でも、じょにーさんだけで見ると、今までよりも練習するようになった。楽しんで滑るようになった。だから少しずつ滑りにも反映されてきてる。
スケボー滑るのが前より好きになってると感じる。楽しそうに滑ったり、自分で考えて滑ってる。
だからこそ何か結果として喜びにつながるものをあげたかったのですが...
結果はダントツの最下位。
予想通りすぎと言うか、むしろあれだけのトリックで挑んだ以上はこれ以上の点数をつけるのは無理。
大会中は本人普通にしてましたが...
閉会式が終了して車に戻ってきたら泣き出した。
いろいろ我慢してたんだな。
後からはじめた子にもどんどん抜かれて自分の結果が自分で悔しかったんだろうな。
でもなー・・・
今後も難しいなぁ・・・
まぁ・・・その件については後日別途書きますわ。
でもじょにーさん。今回の大会参加&じょにーさんの本番での滑りはとーちゃんとても嬉しかった。
去年は出る事も出来なかったんだ。
練習頻度があがったのは夏前くらいからだよな(年末年始激しく失速したけど...)。
キミは順当に成長してるんだよ。
今回に至る二人の惨敗は結局いろんな意味で親の力量不足の結果でごめんな。
引き続き試行錯誤しつつ、二人の将来の糧になるといいなと思います。
お礼
最後に、今回も素晴らしい大会を開催してくださったTRIFORCE様、笹岡プロ、いつもお世話になっているHi-5関係者のみなさん、本当にありがとうございました。
今後とも諸々ご迷惑おかけすると思いますが何卒よろしくお願いいたします。
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