先日、自分のデッキのベアリングをABEC9というかなり回転が滑らかなベアリングに換えてから、そのあまりの滑らかさにようやく慣れてきた来た中年初心者スケーターの いしかわ でございます。

以前掲載した下記のベアリング比較動画を見た方は何となく感覚がわかったと思うのですが、本当に滑り具合が違うのです。

ベアリング性能が良い事のメリットとデメリット

回転が滑らかな方が楽しい!

ベアリング抵抗が少ない方がパンピングし易い

ベアリング抵抗が少ない方がパンピングし易い

ABEC7やABEC9などベアリング性能が良くなれば当然スピードが出やすく減速しにくいので、1プッシュで長く走るので楽しいです。これは一般の方でも想像しやすいと思います。

あと、ランプを滑る場合にもかなり影響します。ベアリングの性能がよければ乗り手の技術が低くてもパンピング(ランプの間を行ったり来たり)が簡単に行えますが、性能が低いベアリングだと転がらないので、上手に乗らないとすぐに止まってしまいます。

回転が早ければコントロールが難しい!

しかし、回転が早ければ良いというものでもなく、回転が滑らかだと非常にシビアなコントロールが必要になって難しいです。かなり違います。

性能の良いベアリングの場合、ランプでドロップインすると簡単に反対側のランプのコーピングを越えてしまいます。ランプでのドロップインがまだ出来ない場合はバンク(ゆるい坂)でドロップインの練習をすると思いますが、それもやはりベアリングの性能が良いと怖いです。キックターンする時なども、少しの荷重コントロールをミスるとあっという間に転倒します。とにかくスピードが出るから怖いし難しいのです。

初心者はどっちがいいの?

初心者の場合、とりあえずコントロール出来ないスピードが出ても怖くて難しいだけなので、ABEC5くらいが良いと思います。しっかりと荷重をかける事を意識して技術を身に付ければABEC5だろうが全然出来るので、本人にやる気があれば、やや滑りの悪いベアリングくらいで丁度良いと思います。

ただ、やっぱりプッシュがあんまり進まなかったり、ランプでパンピングが出来なかったりチクタク進めなかったりすると、モチベーションが維持出来ないんですよね...。

本人が「滑れてる!」っていう実感がないと...。

まだまだスケート乗り始めたばかりの じょにー や じょに次郎 のデッキのベアリングをどうするのかは結構迷います。

とりあえずチクタクやパンピングが成功しやすいように少しベアリング性能を上げてコツを覚えて貰って、それから先は本人が怖がったら遅いベアリングを、いけそうならそのまま行こうと思います。

一般的にはたぶん

怖かったら下げる。

いけるなら上げる。

って事なんじゃないでしょうか?

BONES REDS ベアリング

僕も普段はABEC9ですが、ランプの時はドロップインなどで自分の意思と関係なくスピードが出てしまったりするので、ABEC7に交換したりしてます。

と、言うことで次回は じょにー & じょに次郎 デッキのベアリング交換です。

この記事を書いた人

ヒデ
ヒデスケート歴約4年
40歳からスケートをはじめた中年スケーターの イシカワ ヒデカズ です。子供と一緒にスケボーしてます。
長男:じょにー(9歳 / 引退済)
次男:じょに次郎(7歳 / 引退済)

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初心者のベアリングは速いのと遅いのどちらが良いか?” に対して2件のコメントがあります。

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