僕はこのブログの更新を毎日毎日Facebookに投稿しているのですが、それを毎日見てしまって影響を受け、友人がついにスケボーをはじめる決意をしました!

で、その友人が「ペニーってどう?」と聞いていたので、今回はペニーについてのお話です。

ペニーって何?

一応スケーター以外の方もこの記事を見ていると思うので、まずは、ペニーについてですが、こんなやつです。

20150827-penny

小さくてオシャレでカッコイイ!!

このブログで散々紹介してきたのはショートスケートボードですが、ご覧の通りペニーはさらに小さいです。

ペニーは固有のブランド名なので注意

ちなみに「ペニー」と言ってきましたが、「ペニー」はオーストラリアの会社の固有の商標です。現在では安価なコピー品も沢山販売されています。ペニーみたいな形状は「ミニクルーザー」と呼ばれています。

正規のペニーが1万円以上するのに対して、模倣品は5千円以下と非常に安価です。

個人的には最初に生み出した正規のブランドをお勧めしたいのですが、3倍程度の価格差があると、正直ちょっとペニーの値段設定高くね?とは思ってしまいますね・・・。

とりあえず本物のペニーと模倣品がある事を理解した上で購入しましょう。

ストリートのスケーターからは敬遠されるペニー

ペニーはストリート系のスケーターからはあまり認められていません。と言うのも、以下の短所があります。

オーリーが非常に難しい

ペニーはその構造上オーリー(ジャンプ)が非常に難しいです。ショートのデッキでも習得に数ヶ月かかると言われるオーリーを、ペニーでやるのは余程の熟練が必要です。まして、今からスケートをはじめる初心者には絶望的に不可能に近い。オーリーをしたいのならペニーはお勧めしません。

トリックに向かない

ショートボードはトリックをしやすいように今の形に進化したけれど、ペニーの場合はノーズは反り返ってないし、そもそも乗るスペースが非常に狭いし、デッキテープがなければ滑る。そういった特性から、デッキを回したり回転させたり、縁石乗り上げてスライドしたりといった事は余程の熟練者でないと無理。

トリック出来ないペニーは子供のおもちゃ

以上のような理由で「オーリーや平面でのトリックも出来ない(一線を越えた上級者だと出来てしまうけど)ペニーなんて子供のおもちゃ」と思っているスケーターは少なくありません。漫画「スケーターズ」の福助もペニーは認めないとdisってます(笑)

ペニーをDISる福助

ペニーをDISる福助

クルージングくらいしか初心者に出来る事がないので勿体ない

まぁそんな感じで、トリックに向かない=クルージングくらいしか出来る事が無いんですね。なので、スケートパークでペニーを滑ってる人も見かけない。

スケートって、ショートのスケートボードなら、クルージングしたり、平地でトリック練習したり、パークに行ってランプやバンク滑ったり、オーリー出来るようになったらレール擦ったりと、いろんな事に取り組めるけれど、ペニーだとクルージングくらいしか出来ないから、クルージング以外の楽しみ方が出来ないのは残念だなぁと思います。

「じゃぁペニー全然ダメじゃん」と思う事なかれ!

ペニーにも人気の理由はあるのです。

クルージングに最適!ペニーの長所

デッキがプラスチック製で小さいので手軽に持ち運べる

ショートボードに比べてもかなり小さく軽いです。また、ショートボードは滑り止めのデッキテープが貼ってあるので、安易にケースにいれるとケースを傷めたり、持ち方によっては手の皮を擦ってしまうので少しだけ注意が必要ですが、ペニーは気軽に持てます。

ウィールが大きくてソフトなので、路面が荒い街中でも滑らかに滑る事が出来る

ストリート仕様のショートボードはウィールのサイズが小さくて硬いので、粗いアスファルトなどではガラガラ音がうるさく、振動も大きいので乗り心地が悪く、すぐに止まってしまいますが、ペニーのウィールは大きくて柔らかいので、非常に滑らかにクルージングする事ができます。
※ショートボードでもソフトウィールを履けばペニーほどではないにせよ十分滑らかに滑れます。

カラフルでオシャレ

ショートだとデッキテープを貼ってしまうので、真っ黒なものや、ブランドロゴの入ったもの程度が殆どですが、ペニーはデッキテープを貼らない事もあって、プラスチックに塗装されたカラーがそのまま目立ってオシャレですね。

トラックやウィールも鮮やかなラインナップが揃ってますので、古くなって交換する時も楽しみです。

さらにペニー用のカラフルなデッキテープも販売されてます。

デッキテープもカラフル!

デッキテープもカラフル!

形状の違うデッキテープも販売されてるので、個性的な1枚が作れます!

リュックに装着してもコンパクト!

専用のバッグも販売されてます。普通のショートデッキでもスケボーが取り付けられるバッグパックは販売されてますが、ペニーは小さいのでより邪魔にならないですね。それにPenny純正はデザインがオシャレ!

Pennyのbagpack

Pennyのbagpack

あー・・・

あかんっすな・・・

僕がペニー欲しくなってきた(笑)

この記事を書いた人

ヒデ
ヒデスケート歴約4年
40歳からスケートをはじめた中年スケーターの イシカワ ヒデカズ です。子供と一緒にスケボーしてます。
長男:じょにー(9歳 / 引退済)
次男:じょに次郎(7歳 / 引退済)

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小さくて持ち運びしやすく、カラフルでオシャレなので大人気のペニー。トラックやウィールもカラフルなものばかり!
ショートやロングボード乗っている人も是非持っておきたいスケートボード。

初心者でペニーはあり?なし?” に対して5件のコメントがあります。

  1. ベルボトム より:

    こんにちは!

    うちの娘はペニーで遊んでいます。
    もともとトリックとか興味ないらしく、ビーチへ行くときとか、街中とか移動に
    みな使ってますよ・
    ビーチそばだとけっこう、サーフーボードかかえて移動してたりですかね。
    ウイールも太くて安定しているし、初心者も気軽に乗ってます。

    スケボーでいろんなことしないけど、移動に使いたいなんて人は
    使ってます、かなりビーチ近郊でみかけますよ。

    息子はこれでチクタックしてますけど、あたしの足の大きさだと難しいですね。。。

    1. いしかわ より:

      いやー、今まであんまし興味なかったんですけど、この記事書いてからめちゃめちゃ欲しくなりました(笑)
      特に移動用に欲しい!
      でもつい昨日新しいスケートシューズ注文したので我慢 >w<

  2. ベルボトム より:

    多少、小石踏んでも、タイヤロックして放り出されそうになることも
    ないので、けっこう安心です!
    お試しを!=)

    1. いしかわ より:

      奥さんの決済がなかなか降りないと思いますけど、是非1枚持っておきたいのでがんばります(笑)

  3. 河内のおっさん より:

    ペニー擬き、買っちゃいました~
    本家は懐的に無理なので、Amazonで比較的評価の良さそうな物を。
    ちょい滑りにいいかな~なんて思ってましたが・・・
    足が大きい私的には無理です(T-T)
    3千円しない物でしたが、音も静かで非常に良い感じです。
    部品がへたってきたら本家部品に交換していこうかと思ってます^^

    ちなみに買ったのはこれです
    http://urx.red/tdbF

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