近年では全国に公共のスケートパークが出来てきましたが、まだまだ多いとは言えず、のびのびとスケートが楽しめる環境が無いというスケーターも沢山いるのが現状です。

自分が住んでいる地域にスケートパークが無く、設立を望んでいるスケーターや、親御さんも多いと思います。

そこで、公共のスケートパークを設立してもらうにあたっては自治体に請願書を出したりプレゼンする必要が出てくると思います。なので、申請がしやすいように今後請願書の雛形資料でも用意しようかと考えていますが、まずはスケートパーク設立にどんな活動が必要で費用がどれくらいなのか軽く調べてみました。

スケートパーク設立の検討の前に

まずは日本スケートボード協会のホームページに スケートパーク建設を考えている皆様へ というページが用意されています。

パーク建設の確認事項やどんなパークを作ればよいのかのさわりなど、ひと通り概要が記載してありますので、まずは目を通して見ると良いでしょう。

請願書について

上記で紹介した日本スケートボード協会のホームページに スケートパーク建設を考えている皆様へ のページには実際に設立した 鳥取県・弓ヶ浜公園スケートパーク や 東京都・城南島海浜公園スケボー広場 のコメントが紹介されています。こういったコメントを請願書に貼り付けておくと良いと思います。

また、スケートパークの制作を行っているツムラ製作所のウェブサイトにはスケートパークを作ってもらうには というページがあるので、非常に参考になると思います。

また、こちらのページで陳情書の見本がダウンロード出来るようになっていました。

スケートパークの利用規約

スケートパークは作って終わりではなく、自治体などにとっては管理運営も問題になります。下記ではスケートパークの利用規約の雛形が紹介されています。自分が利用している公共のスケートパーク(中津川公園スケートパーク)でも同じような利用規約に署名しています。

スケートパークの利用規約の雛形

費用参考

下記では株式会社ツムラ製作所が作成したパークが紹介されていますが、

株式会社ツムラ製作所が作成したパーク一覧

いくつか費用を見てみると下記のような感じ

スケートパーク川西 2640万円
鳥取県米子市弓ヶ浜公園スケートパーク 2305万円
長野県松本市総合体育館スケートパーク 1295万円
高知県大方町土佐西南大規模公園スケートパーク 2165万円

プランのリストを見てみると、諸費用を含めて概ね2000万円弱くらいになりそうなイメージです。

ただ、コンクリートパークになってくるとまた費用感はまったく別になってくると思います。

戸吹スポーツ公園スケートパーク建設 に関する総務省の資料を見てみるとなんと195,042千円(1億9千5百万円)!! 高っ!!と思いましたが、全面コンクリートで超巨大なパークの所でした。滑ってみたい...

引き続きパーク設立に関する情報も掲載していきたいと思いますので、よい資料がありましたらコメントなどで教えてくださいね。

余談

都村製作所さんはスケートパーク設立に関する必要な情報をウェブサイトで紹介したり、日本スケートボード協会に協賛したり、当たり前といえば当たり前かもしれませんが、うまく宣伝しているなと感じました。

この記事を書いた人

ヒデ
ヒデスケート歴約4年
40歳からスケートをはじめた中年スケーターの イシカワ ヒデカズ です。子供と一緒にスケボーしてます。
長男:じょにー(9歳 / 引退済)
次男:じょに次郎(7歳 / 引退済)

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スケートパークの設立にはどれくらいの費用が必要なの?” に対して2件のコメントがあります。

  1. Gen より:

    こんにちわ、サイト拝見しました。
    私もおじさんスケーターですw
    わたしはロンスケメインで、ダウンヒルなどを広めたくブログを書き始めました。まだやった事がないのですがw
    パークももし作ったらと思い調べていてたどり着きました。
    これからも拝見させて頂きます!

  2. スケパほしい より:

    ランニングコスト、
    施設が原因の怪我、施設賠償責任保険

    この辺りの課題、解決策もバッチリ提案することが市役所を納得させる大事な要素。

    将来的なリスクには敏感ですから。

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